全国の悩める婚活女子の皆さま、こんにちは。極楽モネです。
春が過ぎたら梅雨ですね。梅雨は毛皮が綿毛のように膨らんで、なんとも悩ましい季節です。
もうね、モッサモサ!カビかな?と思ったら我の毛皮!
最近加齢でコシがなくなってきた毛皮も復活の勢いで天にそびえております。毎年。
そんな梅雨、皆さま方はシケシケとした空気に気持ちも落ち込みがち、顔もベタつきがち、婚活からも足が遠のきがち、になってはいませんでしょうかッ?
いけません、30代には立ち止まる時間などありません。
歩みを止めた女から死ぬ、それが30代の婚活戦線なのです。その意味では皆さまは回遊魚、いうなればクロマグロ。
良いですか、魂に刻んでください。
泳ぎを止めたマグロから死ぬ、と!!

死ぬよ、ほんとに
とはいえ30代は忙しいもの。
乗りに乗ってきた仕事はますます重要度とタスクを増し、美容も「よりキレイに」と言うよりは完全に現状維持のテコ入れに入った。周りはそろそろ結婚ラッシュから第一子出産ラッシュへと移ろうとしている。
30代は、焦る割にはなかなか婚活に集中することも難しい時期です。(40代ならば、もはや婚活に全振りして生き残って下さい)
そんなマルチタスクを生きる皆さまには、できる限り無駄を排除し、効率よく婚活していただきたい。
だからこそ、悩みはきちんと選別し、悩む価値のある問題にのみフォーカスしてほしいのです。悩む必要がないことは、気になってもスルー一択です。中年には時間がないのです。
そこで【おごり問題】
これ、もう無意味なので考えるのやめてください。
婚活相手が自分にどれだけのお金を使ったか、それで一喜一憂するの、無駄です。
「婚活したお相手がカフェ代を割り勘してきた〜」
「合コンが割り勘だった〜」
よく嘆きを聞きますが、モネは「そりゃそうだよ」としか思いません。
皆さまの婚活相手は同年代なら30代男性。場合によっては40代男性。
10代、20代ではないのです。
彼が30代まで独身でいたその理由を、よくよくお考えください。
そしてそれは、皆さま自身も同じことです。
異性に慣れていないのではないですか?
そもそも、女性と食事というシチュエーションを経験した回数が少ないのでは?
「おごらないのは無言の意思表示」、なんていう考え自体がないのでは?
皆さまが30代で婚活をしてパートナーを得ようと努力しているように、彼らには30代で婚活に踏み切った潜在的理由があるのです。
異性とフランクに接する機会がなかった、
親密な関係を築くチャンスがなかった、
そもそも何も考えていなかった、

皆と同じだよ!婚活男子と婚活女子は同じ人種だよ!
そう考えれば、「おごられない」そのことに、そこまで傷つくこともないはず。
皆さまが男性を知り尽くした恋愛エキスパートではないように、彼らも女性を扱いなれた恋愛強者というわけではないのです。
たった数百円、数千円を出すか出さないか、そこはジャッジすべき点ではありません。
恋愛本や婚活本には書いてありますよね。
「次に会いたいと思われるからこそ、おごられるのだ」と。
「男性は女性に対しておごってこそ、その真価を示せるのだ」と。
こういったものを見てしまうと、そんな男性におごってもらえなかった自分には価値がないのではないか、と不安になってしまいますよね。
・・・でも待って。
こういう方向性で「モテ」とか「愛され」とか「結婚するには」とかを書いてる筆者、よく見てみて。
経歴華やかすぎない?
真性の天然モテ女子(もしくは陽キャ男子)ですやん
トップオブトップがカーストのてっぺんから何か言うてますやん。
もうねえ、こういう方々の書いたもの、ほんとに高いところから毒のように降り注いで、人を傷つけるのよね。
皆さまよく思い出してみて。こういう陽キャの方々、学生時代にマブダチだった?
こういう方々と、明けても暮れても男女の(男女の!)恋愛に、おしゃれに、流行りに、全力で駆け抜けた中・高・大の7年間だった?
・・・はい過去の自分に黙祷。
良いんですよー。バンギャでも。
良いんですよー。腐女子でも。
良いんですよー。2ちゃん入り浸りでも。
あまつさえニコ動に「神」連打してたら15時間たってても良いんです。
ただ、恋愛においてうまくいっていた方々のアドバイスは、時に本当に残酷。
情報は何もかも享受すれば良いというわけではありません。
今までの自分から少しステップアップすれば手が届く、くらいのところの情報を意識的に取り入れるほうが、辛くならずにすみます。
恋愛強者である彼ら彼女らには、戦ってきたステージがある。
そこで展開されるのは知力・体力・時の運を駆使した攻防戦かもしれない。
そこでは「おごられること」は男性の率直な好意のアピールであり、女性の価値の表明かもしれない。
でも、皆さまがいる世界での共通ルールではないのです。
違う世界線で行われる、違うルールのもとでの戦いなのです。

俺達には俺達の戰場があるッ・・・
皆さまは、最終的に別れても良い遊び相手を探しているわけではないはず。法的に強固な責任を互いに負い、人生の終盤まで同じ相手と関係を継続していきたいと望むからこそ、ここまで悩み、婚活の戦場に身を投じているはず。
だから見るべき点はそこではない。
だから「おごられない」自分に自身を失わないでほしい。
「おごらない」彼に不信を抱かないでほしい。
「一回メシを食わせたか食わせないか」はパートナーシップには無関係です。
まあ、大企業の専務と飲んで割り勘だった日には、遠慮なく切れましょうね
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