結論を申し上げる。上記のとおりだ。
思えば公務員と結婚したかった人生だった。彼らの安定が羨ましかった。年休を消費し、定時でデスクを離れ、我々の血税で報酬を得る奴らが。その被扶養者たる妻たちが。夫の社会保険で将来が保証され、働くも働かぬも自由。そんな妻たちが。
私も向こう岸へ行きたい。公務員の妻が棲息するという楽園へ。
そう思って婚活を始めたはずだった。
なのになぜ。なぜなのだ。
なぜみずからが公務員になってゴリッゴリに勤務しているのだ。もうすぐ年収が550万を超えてしまう・・・。
こんなはずでは・・・。
結論から申し上げる。下記に記すとおりだ。
なぜこんな事になったのかはひとえに私が、私が、ただ「働かずに生きて行きたかった」だけだ。甘い夢を見たばっかりに人生終了寸前まで追い詰められ、今では死ぬほどフツーに組織で戦士として戦っている。もはや仕事をしない人生など考えられない。I LOVE 金。I NEED 金。NO MORE 税金。かつて公務員の妻になりたかった私はもういない。ここにはもう、もと住所不定無職であり、金の亡者であり、ワーカホリックであり、肉体労働者の夫を持つ妻であり、公務員看護師であり、これから不妊治療をスタートする私がいるだけだ。
ことの顛末を、順に記す。
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